彼から、勉強したい、という強い気持ちを感知。


私は、それをかなえる情報提供の必要性を認識した。


しかし、彼に数度、情報提供を行ったが、問題解決には至らなかった。


…今度は、ホログラフィを利用し、伝えることにする。


具体性が高まり、問題解決の可能性を高めることが出来ると考えた、ため。


何が勉強するのに効果的か、サーチを開始する。


…。


完了。


私は、手を前に突き出し、その分析結果を、ホログラフィとして送った。


分析結果である家庭教師の有効性を伝える。


今度は、問題解決出来る、はず。


…。


エラー発生。


彼が勉強したかったのは、中学受験のことではなく、サバイバル技術…。


私は、彼が勉強したいものが何か、分析が不足していた。


慌てて、ホログラフィを消した。


勉強にも色々あると感じた。


今まで解決出来なかったのも、分析の不足があるかもしれない。


反省。


…。


…。


…。


彼がお腹を空かせていることを感知した。


食糧配給システムにリンク。


食べ物を彼の進路上に転送した。


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